数年の”遠回り”から得たもの ‐佐久市子ども未来館で西洋占星術の講座を開催しました‐
2024年5月28日こんにちは〜!アイビーです。先日26日はついに1年のムードを決める幸運と拡大の星:木星が星座間移動して双子座へ。そんな重要な星移動付近、5月24日には長野県佐久市にございます佐久市子ども未来館(通称:Sakumo)さんで西洋占星術の入門講座を開催させていただきました。
講座の様子♪
今回は20名様限定で事前予約制だったのですが、かなり早い段階で満席ご予約をいただき、また長野県外遠方からも起こしくださった方が半数近くいらっしゃり本当に驚きました…!そしてありがとうございました。お久しぶりの方にもお会いできてとてもうれしかったです。
最初に西洋占星術が占術世界でどんな位置づけの占いであるかをご説明し、西洋占星術の大前提である「マクロコスモス(大宇宙)はミクロコスモス(小宇宙)である」「惑星は神々である」というお話から、今回は特に四大元素(エレメント)と三区分(クオリティ)を中心に、自己分析と簡単な相性の見方などを実例を用いてお話させていただきました♪
私は2017年の終わりに東京から長野に2歳になる前の息子と引っ越しをしており、その後2021年には更に長野の山の方に今後の暮らしや子育てのしやすさも考えて引っ越しをしているのですが、さまざまな兼ね合いで執筆や監修のお仕事をメインにするほかなく、鑑定や講座やイベントは基本的に多くはできない状態にありまして(現在は徐々に鑑定やイベントなど復活しています)、今回の占術に関する講座は本当に本当に久しぶりでして(汗)もう過去のすべてのスライドや講座資料は一旦無にかえしまして全部0から講座を再構築してみました。
特に2021年に山に来てからの約3年というのは、まず山の環境に慣れるのにエネルギーを使いましたし、子どもの幼稚園や学校のリズムに慣れなきゃいけないのもありました。
占いというお仕事の顔が関係する部分では今までの西洋占星術・タロット・宿曜を鑑定や執筆のメインとしてきた自分が、全然新しい分野であるインド占星術を1年かけて本格的に学び、その後東洋の術である玄空飛星派風水、四柱推命を学びました。見方によれば「全然別のことをやっている」ように見えて自分の中ではこの”遠回り”が必要だなという確信がなぜかあって、結果的にその”遠回り”が今回の西洋占星術の講座に生かせた感覚がありました。
久しぶりに真剣に見つめる西洋占星術の世界は、私にとってもとても新鮮な発見がたくさん。
まず「この占術が世界に存在する意味はなんだろう」「他の占術との違いはなんだろう」
というところから着想をはじめ、西洋占星術の魅力を最大限際立たせるような講座を展開したつもりです。こういう発想になったのは私が一旦西洋占星術で世界を見つめることのボリューム感を小さくしてみて、他の触れたことのなかった占術で世界を見つめることを始めてみたからだと思います。他の占術から見た時に西洋占星術ってどう思われているか?だとか、どんな誤解が生じているからそういう思われ方になるんだろうとか、なんで最も有名な占術のひとつになったんだろうか?とか、そういうことをちゃんと考えました。
そうしていくと、講座の仕方も変わってきます。西洋占星術の強みとそんなに得意ではない部分もご説明できるようになります。
私としてはさまざまな術がこの世に存在する以上は、すべての術に意味と道があるのだと考えています。
存在価値があるとかないとかは、状況によって変わってしまうし、時代でもその対象を取り巻く環境でもガラッと変わってしまいます。だからこそなるべく平等に、冷静な目で術に限らずその対象を見つめていきたいし、魅力がいっぱいだけど無口な術もいるかもだから根気強く対話していくもの大事なんじゃないかなとか思ったりします。その点、西洋占星術やタロットはアートやエンタメともしっかりつながっているし、人の目に触れる機会も圧倒的に多いので埋没する心配はほぼないですねw
今回の講座のお話を頂いたSakumo館長のTOPAさんです♪
この度はこのような素敵なご機会をいただき本当にありがとうございました!
アンケートも取っていただいてたくさんフィードバックも頂いたので更に良い講座ご提供できるようにブラッシュアップしていきたいと思います。
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