年の瀬である。

一年の締めくくりであるこの年の瀬の日々が私は比較的好きだったし、今はもっと好きなのである。

私は周りの方に恵まれすぎているのだ。感謝しきれないほどに。愛すべき家族、友人がおり、お世話になっている方がたくさんおり、気持ちのいい人間が周りにたくさんいる。

クリスマス〜年の瀬にかけては今年お世話になった方々のお顔や一緒に作った思い出を思い返しながらほっこりするのだ。

人生にはいろんなことがある。

誰かが人生の行先の邪魔をするとか、好きな人に振り向いてもらえないとか、愛し合っているはずなのに傷つけ合うとか、長年の夢が叶わないとか、「君はもう必要ない」と所属先から言われたりとか、突然肉親を失うとか、突然自分が病気になるとか、尊厳を傷つけられるとか。本当にもう、さまざまがある。

もうダメだって思うような、悲しいことも、辛いことも。度々やってくる。

だからこそ、心が致命的に折れないように、仲間が必要だ。

私は仲間とは、佳き友人でもあるしライバルでもある必要があると考えている。

向かい合ってガハハと酒も飲み交わせるが、離れていても背中で温度を感じてそれぞれの先に行く感じだ。マジヤバ困ったんだけど(汗)って時に協力関係築けたらもう最高。

それぞれがお互いにハッキリと口にはしないが、少なからず「自分が生きる理由」になっている関係。その割合がお互いに違うのがちと切なかったりするのだが、それもまた人生なのだろう。

私は今までの人生で色々なことを経験したのだが、なんだかんだ今の自分の人生を心から愛している。

今までの時間の中の何ひとつが欠けても、今感じている幸福感を味わえない。

だからこそちゃんと今までの過去もぎゅっと抱きしめてあげようと思う。

今年もお世話になった皆様、本当にありがとうございました。至らぬ点も多々ございます私ですが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

来年頂くまだ見ぬご縁ある皆様も、どうぞよろしくお願いいたします。