こんにちは〜!アイビーです。

先日のことですが、昨年に引き続き早稲田大学占い研究会さんにお声がけいただき講演をさせていただきました。昨年は「占い師の素養」というタイトルでしたが、今回は「占い師とイメージブランディング」というタイトルで、ほんの少しだけビジネス寄りというか、2011年から今まで13年の中で私がいかに自分のもともと持っているものを生かしつつ、外側に見せつつをしてきたか?何を意識して発信をしてきたか?といったことをお話させていただきました。

講演中の様子。マヤ暦術者で占研のメンバーでいらっしゃる(昨今ご卒業されました)の癒気七さんが昨年に引き続きコーディネートしてくださり、後半はお互いに人生の早めから占い師としてのキャリアがスタートした者同士として(癒気七さんは17歳、私は24歳から占いを生業としています)、事前に頂いたご質問にお答えしていきました。

「直感は必要?」「占い師になった時、周りの反応は?」「占いをビジネス化、起業するには?」などなど、お答えしがいのあるご質問を事前にたくさん頂いており、答えていくのも本当に楽しかったです。

一応ブランディングという切り口でお話したのですが、内容としては「自分自身のずっと変わらないカルマ(命運)を生かしてどう生きていくか?」というお話をしました。

なにも占い師にならなくても、社会と関わって生きていく限りは何かしらの社会活動をしなくてはならないわけですが、「全然自分の特性生かせてない感じがする…」とか思うシーンは何かしらどこかしらで誰しもがぶち当たることなのかなと思います。特に就職するとかだとある程度その集団の色に染まって一丸となってやっていかなくてはいけないことはありますし、それがマナーでもありますから大切なことです。でも「どうしても合わせられない」というか、隠せば隠すほど悪目立ちしちゃう感じがあったりするなら、そのどうしても変わらないチャームは自分で大事にして育てていったほうが近道なんじゃないか?と私は思います。開き直って「私こうなんです!だから分かって!」ってするんじゃなくて、ちゃんとチャームが伝わるように、コミュニケーションを工夫する努力するというか。

↑資料の一部

プレゼンでベン図使うの好きなんですけど、今回もちゃんと使いましたw

占いの文脈(惑星、タロット、五行)で例えるならこんな感じになります。 専門の強さも表現力も繋がる力も全て大事な力であり、全てを1人の中で持ち合わせる人間はとても少ない。逆にいうとど真ん中には富が集まるということです。

別にこれが組織や集団などでもいいんですよ!しかしユーティリティ感というか、限りなく全ての要素を高くバランス良く持ってる人は結果的に他の集団に行っても上手くやれるので、バランス良くを意識するのもいいよね、と私は考えています。

あえてそれぞれ3つの力を惑星、タロット、五行に振り分けるなら…という一例です。例えば自己表現力は火行の他木行も該当しそうだし、専門技術力には火星も加わりそうだし、異文化コミュニケーション力は金星の力も関係しそうです。

私は基本的に人のブランディングは意識してやるもんじゃないと思います。というか、できない。なぜなら人間は生物で常に変化するから。 ご自身の属性の偏りに限らず弱点は克服する努力をし、長所はほったらかしてのびのびさせる、が息の長い「独自性」という意味合いのブランディングと考えています。独自性であり「希少性」ですね。必然的にベン図のど真ん中は数が少なくなります。そうすると競争相手がいなくなるのです。

↑ご聴講くださった占研のみなさんとの集合写真♪

昨年も色々お話させていただいて、もう皆さんがあまりにもしっかりしていらっしゃり可能性しか感じないですし美しき脅威だし、占い業界にとっては宝物なみなさん。学業でご自身の専攻や専門知識技術をお持ちになりながら、占術の勉強も切磋琢磨でされており、各種の高いご専門と確かな占術の力がかけあわさった時に、どんな化学反応が起こるのか…!私も本当にたのしみにしています。

今生、いろんなことがありますが、己の”道”をたくましくしなやかに歩んでいただけたらなと思っております。

お呼びいただき誠にありがとうございました!